
こんにちは!!
今回も境界戦機のプラモデルを購入したので紹介します〜
境界戦機のフルメカニクスは2種類あり、第1部と第2部の主人公機がラインナップされています!!


今回はその第2部に登場したケンブ斬を紹介しますよ〜
ちなみにこのケンブ斬は
定価6,050 円(税10%込)のところ…

相変わらずの投げ売り価格でした…。
そもそも定価が強気過ぎると思いますけどね。

第1部のケンブはヤマダで2000円以下なってました。
初回限定版が。
FULL MECHANICS 1/48 メイレスケンブ斬

なんか可哀想だったので買ってみました。
外箱は結構大きいですね〜

ランナーも中々の量で19枚ありますが、大きいパーツが多いのでサクサク組めました〜

マーキングシールとプラスチックシールが付属します。
プラスチックシールは起動時、出力超過時、フルブースト時の物を選択して貼る仕様。私は起動時のグリーンを貼りました〜

完成したのがこちら。
各所にスミ入れとマーキングシールを説明書の指示通りに貼ってみました〜

付属品はこれだけあります。
他にも通常のケンブのパーツが流用されているので、余剰パーツもいくつかありました〜

サイズ比較用に以前作ったHGプロトゴウヨウさんとRGのガンダムさんを並べてみました〜
ガンプラで言うと1/100スケールと同じ位置づけになるので、結構大きめですね。

境界戦機のプラモらしく可動域は相変わらず優秀ですね〜

駐機形態というものにも簡易的に変形出来ますよ。
何コレ

主人公である┌(┌^o^)┐アモゥ…君のフィギュアも付属します。
小さいながらよく出来ていますね。


コックピットに乗り込む際の昇降ギミックも再現されています。
なんか落っこちそうで怖い。

ちゃんとコックピットに乗せる用の┌(┌^o^)┐アモゥ…君も付属します。


ウェポンラック、超熱振式戦闘長刀、 40mm腕部機関砲を取り付けた状態です。



広い可動域を活かして様々なポージングが可能です!!



両手持ちもさせやすいですね〜
関節部分もしっかりしていて保持力も高いです。ただ長刀の刀身が青く発光するのは再現されていないのが残念。



感想
デザインは好みが分かれそうですが、ポーズを付けるとなかなかカッコイイロボットだと思いました〜!!
プラモデルの自体の出来も良いので、今の安売りされている状態なら買って損は無いと思います!!
もし購入するなら第1部のケンブか第2部のケンブ斬かは好みで選んで良いと思いました〜
安いうちに買ってあげてください。
アニメについて

せっかく全話視聴したので、アニメについても語りたいと思います!!あと普通にネタバレもします。
視聴したと言っても流し見していただけで、ちゃんと視聴した訳でもないんですけどね。
画像引用元
境界戦機公式サイト https://www.kyoukai-senki.net/
境界戦機 極鋼ノ装鬼公式サイト https://www.kyoukai-senki.net/kyokko-no-souki/
境界戦機公式Xアカウント https://x.com/kyoukai_senki
魅力を感じないキャラクター

まず主人公ですが、謎の尻尾が3本生えた髪型以外これといって特徴がありません。
自分の意思で動いていると言うより、他人の意見に流されているだけのように感じましたね。
たまたま廃工場でケンブを見つけて、たまたま自律思考型AIを拾っただけです。目標もなくただ言われたことをやっているだけで、彼自身何がしたいのかよく分かりません。

主人公の仲間になる彼はまだマシで、レジスタンスに入り父の仇を追っているという明確な目標と戦う理由がありますね。
正直この子の方が主人公に向いてる設定ですね。

ヒロインはハッキリ言って空気です。
居てもいなくてもあまりストーリーに影響が無いんですよね。薙刀が得意で何故か白衣のようなものを着ていますが研究者キャラじゃないです。
陶芸家の祖父の跡を継ぎ、姫之焼を復興させようてしています。



自律思考型AIの子らは可愛らしいので、主要メンバーと比べると断然好きですね。
基本的に境界戦機の世界ではロボットはAIによる自動操縦で、パイロットが乗る方が珍しいようです。
主人公達はこの自律思考型AIにサポートを受けながらロボットに乗っています。このAI達があまりにも有能過ぎるので、正直主人公達いらないんじゃ…?ってなってしまいますね。
賛否の分かれるメカデザイン

境界戦機の主要メンバーのロボットは、工業デザインを取り入れた珍しいデザインになっています。これはリアリティを追求したようでホビージャパンさんのインタビュー記事を見ればこだわりは感じられますね。
【『境界戦機』特集】メカニックデザイン 小柳祐也(KEN OKUYAMA DESIGN)インタビュー – Hobby JAPAN Web
ただ好みはハッキリと別れてしまうデザインだとは思います。パッと見ではカッコ良さは伝わりにくく、ダサいと思う人も多いでしょうね。私も放送当時は眼中に無かったですしね。

アニメ本編ではカッコよく魅せる努力は感じられるものの、ストーリーの評判の悪さと戦闘シーンの少なさが足を引っ張ってる印象ですね〜


第1部はそこまで気にならなかったのですが、第2部からは明らかに人間ドラマパートが多く感じましたね。



個人的にはヒロインの乗るレイキが1番好みでした。プラモデルがもっと売れてればフルメカニクスも出たかもしないのに…。
プレバンで良いから出さない?バンダイさん??





敵国のメカデザインは正直ダサいと思いました。量産機好きには刺さってる人が多かったみたいですけどね。
こっちには工業デザインが採用されていないっぽいですね。せっかくなら統一すれば良いのに…。



第1部ではこのアメインゴーストがラスボスとなります。ゴーストはカッコイイという意見が多い印象ですね。境界戦機の中でも上位の人気だと思います。

そんなゴーストは第1部ラストに倒され、第2部で再登場を果たしたのですが、何故かクソダサい見た目になりました。モドシテ


続編の極鋼ノ装鬼に登場するゴウヨウ系のロボットは好評でしたね。こっちはダサいという意見をほとんど見ませんでした。
ケンブ達と違って渋めのメカデザインになってますね〜


作風も変わってますし戦闘シーンも多めですが、アニメ自体の尺が短いのが残念なところですね。

境界戦機のメカデザイン、私個人はそこまでダサいと感じる事はありませんでした。
ただプラモデルの出来がいくら良くても、アニメの評判が悪いとやっぱり売れないんですよね。ロボットの良さもキャラクターの良さも描けていませんでした。
賛否の別れるデザイン+アニメの悪評が合わさった結果、大量の在庫が発生してしまったのかなと思います。
ちなみに主役機体達の名前は日本の元号が元になっているらしいですよ。
ケンブ→ 建武
ジョクガン→ 貞観
レイキ→ 霊亀
ケンブは接近戦が得意なので、私は剣舞が名前の元なのかなって思ってました〜
ストーリーがつまらない

境界戦機は 4つの経済圏に分断統治された日本を奪還するお話なんですが、中々ストーリーが進まなく脱線ばかりしています。

第1話の段階ではまだ面白そうと期待感はありました。相棒のAIであるガイは熱血系なので必殺技を叫んだりするんですが、ロボット自体はリアル志向なので、そういう面ではデザインと作風が合ってないような気はしますね。
まあこの必殺技第2部の最終回まで使われないですけどね…。



日本人は虐げられている!!と言われている割には普通に生活しているんですよね。無差別殺人とか、奴隷のように強制労働させられているとか全然そんな事ないです。おにぎりも100円セールできるしね…。
主人公達が所属するレジスタンスも何をしてるのか明確な描写も無く本当に日本を取り戻す気あるの?ってなります。



呑気に廃村の復興したり温泉入ったり自治区の区長に裏切られり…
一体何を見せられているんでしょうか。

第1部でのラスボスであるゴーストですが、このゴースト自体も無人機で各地で暴れ回っている正体不明のロボットなので、最終目標である日本の奪還にはまだまだ程遠いんですよね。
日本各地に各国の悪いヤツを配置してそれらを倒していく話でも良かったのではと思います。
あと第2部で分かるんですが、ゴーストも自律思考型AIなんですよね。

第1部ラストでアモウはゴーストの爆発に巻き込まれて暫く消息不明になるんですが、第2部で再登場した際はシリアス顔になっているんですよね。

第2部はこのアモウに何があったのか?を長々引き延ばして、第4話でようやく語られるものの、引き延ばした割りには?といった感じの理由でした。
まあその理由というのは消息不明になっていた間、アモウは救助され海外に居たようです。
救助先の施設で子供たちに出会い、そこで退屈そうにしていた子供の世話をしていました。


施設が敵に襲撃され、子供たちと逃走していた時に、咄嗟に敵を撃ち殺してしまいました。やらなきゃやられる状況だったものの、人殺しをした瞬間を子供たちに見られており、恐怖の目を向けられている事がトラウマになっているようでした。

というトラウマがあるにも関わらず、第2部で再登場を果たした際には敵を串刺しにしています…。トラウマとやっている行動が矛盾してない??
主人公が闇堕ちする展開はいいんですが、ロボット物なので戦争によって精神を病んでいく方がまだ重みがあったんじゃないでしょうか。



この作品戦争をするということに対してちょっと描写が軽いように感じますね。設定の割にノリが軽すぎると思います。
彼らはまだ未成年ですし、そんな命のかかった戦闘に駆り出す事に大人たちは全く抵抗が無いんですよね。子供も戦いに出ないと行けないほど危機的状況でも無いですからね。あと普通に私服でロボットに乗っている事も違和感ありますね。
ほとんどが無人機相手だからか主人公達もロボットに乗って戦うことに全く葛藤が無いです。
第2部でようやく死人がではじめてちょっと落ち込むくらいです。

まあシオンはアモウ達との初対面時に泣いてたけどね。

と思ったら楽しそう。

ただAIちゃん達はとても良いと思います。
軍のコンピューターに侵入してデータを改竄出来たりするので有能過ぎるんですけどね。

描写は可愛らしくそれぞれキャラも立っていました。この作品はAIちゃん達とのバディものをメインにすれば良かったと思いますね。


実際AIちゃん達の誕生日をサプライズでお祝いする回は凄く好きなんですよね。自分たちが捨てられると勘違いしてアモウ達が隠れて何をしているのか探ろうとしたり、拗ねて出てこなくなったAIちゃんをアモウ達が説得する場面とか普通に面白かったです。

AIちゃん達もそうですが、仲間達との絆も描写不足に感じますね。ガシンは第2部でアモウの事を友達と認識してくれているんですが、言うほど友達って感じの描写あったかな?ってなります。


第2部のラスボスは某鉄血の孤児たちの頭バエルみたいな人になります。
この作品で言うなら頭ゴーストでしょうか。

改造して有人機化したゴーストに乗ってアモウと最終決戦になるんですけど、この人第1部から登場してる割りにはアモウとの因縁が薄いんですよね。第1部で会ったのも温泉の時くらいだった思います。
あと別にめちゃくちゃ悪い人でもないですしねこの人
お互いボロボロになりケンブの必殺技で敗北したラスボスですが、爆発寸前でゴーストが脱出させてくれたので普通に生きてます。

最終決戦でパワーを使いすぎたのかガイは消滅してしまうんですよね。


消滅したかと思いきや、記憶を失い幼児化してました。アモウはガイと旅に出て物語は終了。
この時点で日本はほんの一部分だけ取り戻しましたとさ…。
散々脱線しておいて取り戻したの一部だけ!?

まあ散々な評判ですが嫌いにはなりきれない作品ですね。良いところもあるにはあるんですから。
OP曲とかも普通に好きだったりします。
境界戦機の未来を勝手に妄想

この世界って結局日本を取り戻せたとしても待っている未来はAIによる支配だと思います。

作中に登場するAIのほとんどが感情も無いただの機械のような存在ですが、主人公達の相棒である自立思考型AIには感情があります。
悲しんだり怒ったりもしますし、それぞれ性格も違います。そんな感情を持ったAI達が主流になってくれば戦争に利用される事に不満を持つ者、戦争ばかりしている愚かな人間に呆れる者も出てくるはずです。

実際ゴーストも自律思考AIでありながら人間を襲って回る存在になってましたからね。

つまり境界戦機の未来はマトリックスです。
将来的には友好的なAIと人間VS人間を支配したいAIの戦いになると思います。
主人公側は工業デザインを取り入れ、敵側は未来的なデザインにしましょう。そして友好的なAI達との絆を描き、機械と人間は共存できる!!というメッセージを込めて物語を作れば面白いのでは!?
まとめ

よく言われてる通り、アニメの出来は良くないですがプラモデルはとても良い物なので、是非デザインが好きなやつを買ってみて欲しいですね。
実際に手に取ってみないと良さが分からないんですよね〜

あっヒロインがプラモデル化されていますが、これだけはバンダイの黒歴史と言っていい程出来が悪いので買わない方が良いでしょうね。
ここまで読んでくれてありがとね〜!!
アディオス!!( -`ω-)b💕

